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警察官ポロン2011.2.20

カックレー(語) 「やあ、来てくれたんだね。

 どうもありがとう。

 ここはね?

 村に唯一ある交番なんだ。

 今日は、ポロンとちょっとお話にでもと思って

 立ち寄ったんだけど…

 なんだか…取り込み中見たいなんだよね?」

ポロン(語) 「で?どっちが悪いんだって?」


カックレー(語) 「なんでも『白か黒』。

 そうはっきりさせないと気が済まないって人がいるよね?

 ・・・え?そうでもない?

 僕らの村にいるんだよね。

 それが、ここにいる警察のおじさんこと、ポロンだ。

 いつだったかなあ…

 同じような光景を見たよ。

 その時は、

 『ジャン』と『ケン』と言う少年二人だったなあ…。」


ポロン(語) 「で?どっちが悪いって?」

 *「ジャンだよ!!」

 #「ケンだよ!!」

 カックレー(語) 「ジャンケンは、

 いつもはとっても仲がいい二人なんだけど、

 その日はどういうわけか、

 大声を出しあうようなひどい喧嘩をしていたらしい。

 仲良し二人は、性格も似ているのか

 どちらも一歩も引かなくてね。

 ぶつかり合いの喧嘩が続いていて、

 そこに、仲裁に入った…と言っていいのかな?

 とにかくポロンが通りかかって、

 二人のバトルは、交番へと舞台を移したんだ。」

 ポロン(語) 「じゃあ、どっちが始めたわけ?」

 *「ジャンだよ!!」

 #「ケンだってば!!」

カックレー(語) 「どちらもちっとも引かなかった。」

 *「ジャンが、先にああいいだしたんだろ!!」

 #「ケンの方が先にこんなこといってきただろ!!」

 *「それはジャンがあんなことしてきたからじゃないか!!」

 #「違うよ!!ケンが、やってきたからそうなったんだろ?!」

 *「・・・・!!!!」#「・・・・!!!!」

 #「・・!!!」*「・・!!!」

 その話はどんどんどんどんさかのぼるように続いていった。

 お互いにたまった怒りマークが、今爆発した。

 そんな感じかな。

 実はそんなに仲良くなかったのかもと思うくらい

 二人は戦っていたよ。

 そして、あまりの怒りマークと、

 ネタも尽きかけたのかなってくらいで、

 お互いににらみ合うとついに二人は立ち上がって

 お互いに背を向け、その場を立ち去ろうとしたんだ。

 いいだけ言ったから、

 後は、帰るだけだったんだろうね。



 そのまま、喧嘩も恐らく終焉なんだろうな。

 と黙って見ていた僕は思ったんだよ?




 ところがね?」

ポロン(語) 「ちょっと待ちなさい!!

 どこに行く気かね?!」

カックレー(語) 「お互いに、いいだけ言ったんだから、

謝って仲直りしなさいって、言うのかと僕は思ったさ。」

ポロン(語) 「・・・それで、

 どっちが結局悪かったのか・・・はっきりさせなさい!!」

カックレー(語) 「ええ??!」

 *#「そんなのポロンさんに関係ないじゃないか!!」

ポロン(語) 「うるさい!!はっきりしないと

 すっきりしないじゃないか!!」

 *#「ぼくらの問題でしょう?!」

ポロン(語) 「私の問題だ!!!」

カックレー(語) 「えええ???!!」

ポロン(語) 「はっきりさせることに意味がある!!

 はっきりさせなければ、

 有耶無耶のままでは世の中いかんのです!!!」

 *#「なんでだよ?!!」

ポロン(語) 「どちらが悪かったのか…考え悩む私だ!!

 私の気分がすぐれないじゃないか!!!

 気分を害したならば、

 それを良好にする義務が君たちにはある!!

 どちらが果たして悪いのか、

 はっきりとするまで、私は君たちを帰さんぞ!!」

カックレー(語)*#「えええ???!!!!」

カックレー(語) 「ほぼ、お互いの愚痴も出来切って、

 いったい、どれが原因だったのか、

 ジャンもケンもはっきり言ってもう、

 分かってはいなかった。

 なのに 

 それがはっきりするまで帰らせないと言われた二人は

 ほぼ、途方に暮れていただろうと僕は思う。

 余計深く、

 なぜ喧嘩をしたのか

 ということまで考えさせられて、

 二人は明らかに疲れていたし

 それは、夜まで続いていてね…

 なもんだから、

 二人とも喧嘩をする気も失せたと思うよ。

 ある意味いい効果だったのかもしれない…

 でも、いい加減



 長過ぎたんだよね。」

 ポロン(語) 「いい加減はっきりさせたらどうだ。」

 *「何がいい加減はっきりだよ!!もう夜じゃないか!!」

 #「いくらなんでも長過ぎるよ!!」

 *「どっちが悪いかなんでどうだっていいじゃないか!!」

 #「そうだよ!!

   はっきりなんてするものじゃないんだから!!」

 *「喧嘩は喧嘩!!その内終わるの!!」

 #「終わればお互いまた忘れるんだから!!」

 *「それをはっきりさせろなんて、

   無理に決まってんだろ!!」

 #「それをぐちぐちぐちぐちいつまでも引っ張る…」

 *#「ポロンさんが一番悪い!!!」
 





 ポロン(語) 「・・・なるほど!!」



 ぱちぱちぱちぱち



 僕は思わず拍手をしてしまったね。

 二人の息はぴったりだったし、

 何より素晴らしい結論を出したと思ったよ。

 だって、ポロンが納得したんだからね。

 僕の拍手に皆きょとんとしていたけど、

 何より事件は解決で

 二人は仲良く帰路について、

 その日はそれからやっと

 ポロンと僕はお茶をしたんだよねぇ。」


カックレー(語) 「さてと…

 今この場所にどういうわけか、

 そのかつてのバトルのメンバーが揃っているわけだけど…

 これは…やっぱりバトルなのかな?

 今日はいつ終わるんだろうね…。

 
 あ?どうだい?君も見物していくかい?

 ・・・え?忙しい?

 そうだよね。

 じゃあ、また立ち寄ってくれるのを

 こころから待っているよ。
 

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2012/02/20(月) 08:20 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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北海道の丘の町美瑛町にある、ダチョウ牧場orchard grass(オーチャードグラス)のダチョウブログです。
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