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カックレー(語)色々諸事情により更新が滞っております。

今後、どのようになるかわかりませんが、

暫くは、停滞・・・ということにさせていただきます。

大変申し訳ありません。

恐れ入ります。



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2012/06/26(火) 06:53 | コメント:2 | トラックバック:0 |
カックレー・森の家外観(春)

カックレー(語) 「ようこそ。

 村はすっかり春めいたよ。

 それ以外・・・特に今は変化はないんだけど…

 よかったら覗いていってくれるかな?」


ご覧になりたい日にちへ飛んでください!【ダチョウですけど。】

カックレーの日常(2011.11.17)     (2011.12.25)~星降る夜に~

カックレーの宝物(2011.11.24)     ~ゴロの料理屋~(2012.1.10)

季節のある村(2011.12.01)       ゲムドの教室(2012.2.5) 

魔女と魔法(2011.12.8)          あしたって・・・(2012.2.13)

フォルデのお菓子(2011.12.15)    ポロンの交番2011.2.20
2012/03/14(水) 08:59 | コメント:0 | トラックバック:2 |
警察官ポロン2011.2.20

カックレー(語) 「やあ、来てくれたんだね。

 どうもありがとう。

 ここはね?

 村に唯一ある交番なんだ。

 今日は、ポロンとちょっとお話にでもと思って

 立ち寄ったんだけど…

 なんだか…取り込み中見たいなんだよね?」

ポロン(語) 「で?どっちが悪いんだって?」


カックレー(語) 「なんでも『白か黒』。

 そうはっきりさせないと気が済まないって人がいるよね?

 ・・・え?そうでもない?

 僕らの村にいるんだよね。

 それが、ここにいる警察のおじさんこと、ポロンだ。

 いつだったかなあ…

 同じような光景を見たよ。

 その時は、

 『ジャン』と『ケン』と言う少年二人だったなあ…。」


ポロン(語) 「で?どっちが悪いって?」

 *「ジャンだよ!!」

 #「ケンだよ!!」

 カックレー(語) 「ジャンケンは、

 いつもはとっても仲がいい二人なんだけど、

 その日はどういうわけか、

 大声を出しあうようなひどい喧嘩をしていたらしい。

 仲良し二人は、性格も似ているのか

 どちらも一歩も引かなくてね。

 ぶつかり合いの喧嘩が続いていて、

 そこに、仲裁に入った…と言っていいのかな?

 とにかくポロンが通りかかって、

 二人のバトルは、交番へと舞台を移したんだ。」

 ポロン(語) 「じゃあ、どっちが始めたわけ?」

 *「ジャンだよ!!」

 #「ケンだってば!!」

カックレー(語) 「どちらもちっとも引かなかった。」

 *「ジャンが、先にああいいだしたんだろ!!」

 #「ケンの方が先にこんなこといってきただろ!!」

 *「それはジャンがあんなことしてきたからじゃないか!!」

 #「違うよ!!ケンが、やってきたからそうなったんだろ?!」

 *「・・・・!!!!」#「・・・・!!!!」

 #「・・!!!」*「・・!!!」

 その話はどんどんどんどんさかのぼるように続いていった。

 お互いにたまった怒りマークが、今爆発した。

 そんな感じかな。

 実はそんなに仲良くなかったのかもと思うくらい

 二人は戦っていたよ。

 そして、あまりの怒りマークと、

 ネタも尽きかけたのかなってくらいで、

 お互いににらみ合うとついに二人は立ち上がって

 お互いに背を向け、その場を立ち去ろうとしたんだ。

 いいだけ言ったから、

 後は、帰るだけだったんだろうね。



 そのまま、喧嘩も恐らく終焉なんだろうな。

 と黙って見ていた僕は思ったんだよ?




 ところがね?」

ポロン(語) 「ちょっと待ちなさい!!

 どこに行く気かね?!」

カックレー(語) 「お互いに、いいだけ言ったんだから、

謝って仲直りしなさいって、言うのかと僕は思ったさ。」

ポロン(語) 「・・・それで、

 どっちが結局悪かったのか・・・はっきりさせなさい!!」

カックレー(語) 「ええ??!」

 *#「そんなのポロンさんに関係ないじゃないか!!」

ポロン(語) 「うるさい!!はっきりしないと

 すっきりしないじゃないか!!」

 *#「ぼくらの問題でしょう?!」

ポロン(語) 「私の問題だ!!!」

カックレー(語) 「えええ???!!」

ポロン(語) 「はっきりさせることに意味がある!!

 はっきりさせなければ、

 有耶無耶のままでは世の中いかんのです!!!」

 *#「なんでだよ?!!」

ポロン(語) 「どちらが悪かったのか…考え悩む私だ!!

 私の気分がすぐれないじゃないか!!!

 気分を害したならば、

 それを良好にする義務が君たちにはある!!

 どちらが果たして悪いのか、

 はっきりとするまで、私は君たちを帰さんぞ!!」

カックレー(語)*#「えええ???!!!!」

カックレー(語) 「ほぼ、お互いの愚痴も出来切って、

 いったい、どれが原因だったのか、

 ジャンもケンもはっきり言ってもう、

 分かってはいなかった。

 なのに 

 それがはっきりするまで帰らせないと言われた二人は

 ほぼ、途方に暮れていただろうと僕は思う。

 余計深く、

 なぜ喧嘩をしたのか

 ということまで考えさせられて、

 二人は明らかに疲れていたし

 それは、夜まで続いていてね…

 なもんだから、

 二人とも喧嘩をする気も失せたと思うよ。

 ある意味いい効果だったのかもしれない…

 でも、いい加減



 長過ぎたんだよね。」

 ポロン(語) 「いい加減はっきりさせたらどうだ。」

 *「何がいい加減はっきりだよ!!もう夜じゃないか!!」

 #「いくらなんでも長過ぎるよ!!」

 *「どっちが悪いかなんでどうだっていいじゃないか!!」

 #「そうだよ!!

   はっきりなんてするものじゃないんだから!!」

 *「喧嘩は喧嘩!!その内終わるの!!」

 #「終わればお互いまた忘れるんだから!!」

 *「それをはっきりさせろなんて、

   無理に決まってんだろ!!」

 #「それをぐちぐちぐちぐちいつまでも引っ張る…」

 *#「ポロンさんが一番悪い!!!」
 





 ポロン(語) 「・・・なるほど!!」



 ぱちぱちぱちぱち



 僕は思わず拍手をしてしまったね。

 二人の息はぴったりだったし、

 何より素晴らしい結論を出したと思ったよ。

 だって、ポロンが納得したんだからね。

 僕の拍手に皆きょとんとしていたけど、

 何より事件は解決で

 二人は仲良く帰路について、

 その日はそれからやっと

 ポロンと僕はお茶をしたんだよねぇ。」


カックレー(語) 「さてと…

 今この場所にどういうわけか、

 そのかつてのバトルのメンバーが揃っているわけだけど…

 これは…やっぱりバトルなのかな?

 今日はいつ終わるんだろうね…。

 
 あ?どうだい?君も見物していくかい?

 ・・・え?忙しい?

 そうだよね。

 じゃあ、また立ち寄ってくれるのを

 こころから待っているよ。
 

2012/02/20(月) 08:20 | コメント:0 | トラックバック:0 |
カックレー・部屋111124

カックレー(語) 「やあ、おはよう。

 来てくれたんだね。ありがとう。

 なんの代わり映えもしない僕の部屋だけど…

 よかったらゆっくりしていってくれるかな?」

カックレー(語) 「今日ものどかな日の始まり…

 噂によると…

 君たちのところでは明日

 なかなか面白いイベントがあるんだって?

 僕らの村じゃそんなイベントは聞かないけれど…

 もし、そういうイベントがあったなら、

 きっとフォルデは張り切るんだろうね。

 ・・・え?フォルデ?

 お菓子作りが趣味のお姉さんだよ。

 
 それからゴロも店も繁盛するかも。

 なんてったって料理屋だからね。


 そして僕はきっと、

 今か今かと

 あいつからの贈り物を待っているんじゃないかな?


 ・・・。

 カックレー(語) 「そういえば、

 あいつについて

 まだ君に話していなかったね。

 あいつって僕が呼んでいるのは、

 実はここの家の元住人なんだ。

 いや、

 今もここはあいつの家なんだけど…

 僕が一時的に住まわせてもらっているって感じかな。

 
 ・・・え?どうしてかって?

 それは・・・ほら、

 ここってさ休養するにはとっても

 環境がよさそうだろ?


 あいつも家にほとんど帰らなくなったことだし…

 まあ、それは僕の性っていっても過言じゃないけどね。

 とにかく、『ここに住めよ』って言われてさ。

 現在に至るわけ。

 あいつは、自分の家に何通も手紙を出してるんだぜ?

 僕はすかさずそれを返してやらなきゃならないという

 なんとも面倒な感じになっているのさ。

 ま、それも楽しみではあるけどね。

 ほら。前にも話しただろ?


 とにかくね。

 ここはあいつの家だから、

 出来る限りきれいなままにしておく。

 それが礼儀ってものだよね?


 ・・・今度帰って来るのはいつかな…

 まあ、帰ってきたとき、

 君にあいつを紹介するよ。

 そして、君もあいつに紹介するよ!」


 カックレー(語) 「・・・と

 短いかな?

 まあ、今日はそんなところかな。

 話を聞いてくれてどうもありがとう…

 また話を聞いてくれると嬉しいな。

 ・・・ああ、そうそう。

 明日のイベント…


 頑張ってよ!


 なんかあったら、またここを覗いてくれたらうれしいな。


2012/02/13(月) 09:34 | コメント:0 | トラックバック:0 |
カックレー(語) 「やあ!来てくれたんだね!!

 どうもありがとう!!

 ここ何日か部屋を空けてしまって申し訳ない。

 ちょっと 色々あってね。

 実はね。

 今日もそのちょっとした事のために

 ここに来いるわけなんだけれど…

 もし、忙しくなかったら、

 彼の話を一緒に聞いていってくれないかな?」


カックレー(語) 「彼の名はゲムド

 ほら、挨拶でもしたらどうだい?」

ゲムド(語) 「確かにそうですな。

 はじめまして。私ゲムドと申します。

 職業は見ての通り学校の教師。

 ここを職場とさせていただき、

 早…何年経ちましょうか…」

カックレー(語) 「いいよぉ。そこら辺で自己紹介は。

 チャカチャカ本題に入ってくれる?」

ゲムド(語) 「しかしカックレーさんならばともかく…

 初対面の方に…さらに状況も把握できるか

 心配なくらいな…」

 カックレー(語) 「大丈夫大丈夫!

 僕が聞いたって多分、わかんない話だと思うしさ!」


ゲムド(語) 「・・・。

 それは相談のし甲斐があるのかないのか…」

カックレー(語) 「いいから話してよっ♪」

ゲムド(語) 「・・・。そうですな…。」


カックレー(語) 「『そうすると・・・彼はため息を一つついてから、

 僕の目をじっくりと見据えた。

 彼はゲムド…。

 学校の先生だけあってとってももの知りだ。

 だから僕もときどき彼に相談に

 乗ってもらったりすることがあった。

 そして・・・

 今日は変わりに僕が乗っている。』」





ゲムド(語) 「・・・なんでしょうかそれは?」

カックレー(語) 「いいからいいから♪」

ゲムド(語) 「君は冒険家であると僕は人づてから聞きました。

 君ならば、あるいはできるのではないかと

 私は考え、お呼びした次第でございます。」

カックレー(語) 「『・・・私は話の先が見えず、

 思わずゲムドに聞き返していた。』

 …何が?」

ゲムド(語) 「私がこの村で、もう随分と前から

 教師という仕事をさせていただいておりますが、

 そこまでに至るには、かなりの年月、

 経験を積み重ねねばなりませんでした。

 知識を身につけるまでの沢山の苦難や困難、

 そういったモノの連続で、私は

 そういったものすべてを忘れることのないよう!

 日々自らに甘えず、勉学へ励んでまいりました。

 仕事もその一環と考え、

 一生懸命努力させていただいております!

 生徒から教わることも多く、

 大変充実した日々を過ごしている次第です。」

カックレー(語) 「…それで?」

ゲムド(語) 「こんなにも充実し

 私は幸せであると感じております。

 しかしその中で、ふと、

 周りを見たり、楽しそうな生徒たちの姿を見ると

 ・・・


 違和感…


 と言うものを感じることがあるのです。

 いえ…

 疑問と言った方が正しいのかもしれません。」

カックレー(語) 「…哲学ですね?」

ゲムド(語) こんなにも平和が続く毎日が…

 ずっと…ずっと昔から続いてきたことのはずです。

 この村は、何年も前から存在していたと認識しております。

 窓の外を見てください。

 あんなにも緑があふれ、成長し。

 建物もかなりたくさん建ち、

 人々であふれている。

 長く、長く…

 この地があったという証拠に相違ないはずです。

 ですから、私も教師として

 平和であったはずの村を生徒たちに歌ってきました。」

カックレー(語) 「いいことじゃん!疑問は何?」

ゲムド(語) 「しかし…

 本当にそうであったのでしょうか?」

カックレー(語)「はい?」

ゲムド(語) 「私は…

 よく考えても…考えなくとも…

 この村の歴を…・

 知らないのです…。

 過去を知っているような気になって

 私は生徒に教えてきてはいたのですが…

 私は…知らなかった。

 ・・・カックレーさん。

 この村について知っていますか?いや!!

 恐らく知らないはずです。

 探し回った私には、

 何も発見することができなかったのですから!!

 そこで相談がございます。」



カックレー(語)  「村の歴史を探し当てろってことだね?ぼくが」

ゲムド(語) 「よくお分かりになられて!!」

カックレー(語) 「・・・わかるけどね?

 もうちょい簡潔に話してくれれば…」

ゲムド(語) 「どうでしょう?探していただけますか?」

カックレー(語)「『僕は暫く窓の外を眺めていた。そうして、

 何か心に決めたのか、しっかりと頷くと

 ゲムドの方に振り返った。そして笑みを浮かべてみせる。』

 ・・・まかせてよ。

 ハードなことそうだから時間はかかるかもしれないけど

 探してみる。

 なんたって、元冒険家だからね!

 ・・・村から出なければ怒られないでしょう…。」

ゲムド(語) 「有難うございます!!

 やはりカックレーさんに相談して正解でした。

 私は正しい!!」

カックレー(語) 「『そんなこんなで僕は

 ゲムドの疑問を引き受けることになった。

 話が長いなとおもいながら

 そして熱い視線を、一緒に話を聞いていた君に向けている。

 ・・・だから…

 また覗きに来てくれると嬉しいな…

 と、心の中で言ったのだった。』」



ゲムド(語) 「しゃべってますけど…なんなんですか?」
2012/02/05(日) 10:23 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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プロフィール

ダチョウ牧場Fさんです。

Author:ダチョウ牧場Fさんです。
北海道の丘の町美瑛町にある、ダチョウ牧場orchard grass(オーチャードグラス)のダチョウブログです。
牧場内のフレンチレストランの紹介と…おもにお話書いているかも…ご了承ください。

 
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